こんにちは。三重県名張市を拠点に、中小企業の経営改善支援をしている中小企業診断士の数本優(すもと ゆう)です。
私は普段、企業向けに「生成AIを業務に活用しましょう」と伝える立場にいます。
でも正直に言うと、一番実験台になっているのは、自分の家族だったりします(笑)
1. きっかけ|息子の数学の答案を見て、愕然とした
中学2年生の息子が、数学の定期テストを持ち帰ってきました。
点数は……まあ、ここでは言いません(笑)
答案を見ると、同じ種類のミスが繰り返されていました。
「これ、苦手なパターンがはっきりしているな」と感じた私は、すぐに生成AIを開きました。
2. やったこと|苦手パターンをAIに入力するだけ
手順はシンプルです。答案を見ながら、息子が間違えたパターンをAIに伝えました。
【AIへの指示文(プロンプト)例】 中学2年生の息子が、以下の単元で繰り返しミスをしています。 ・文字式の計算(符号の扱い) ・一次方程式(移項のルール) この苦手パターンに絞った練習問題を10問作ってください。 難易度は「基礎→標準→応用」の順に並べてください。
たったこれだけです。
AIは数秒で、息子専用の練習問題を10問作成してくれました。
基礎問題から始まり、徐々にレベルが上がる構成で、解説もついています。
3. 使ってみた感想|市販の問題集との決定的な違い
市販の問題集は、全員に同じ問題を解かせます。
得意な単元も、苦手な単元も、まとめて100問。
生成AIは違います。「この子の、この弱点」にだけ的を絞れる。
個別指導塾がやっている「個別最適化」を、家庭でも再現できる感覚です。
息子の反応も悪くありませんでした。「なんか、ちょうどいい難しさ」と言っていました。
苦手すぎず簡単すぎない問題が並んでいるからだと思います。
4. これって、教育・ビジネスの現場でも使えると思った
この体験で気づいたのは、生成AIの本質的な価値は「個別最適化」だということです。
これは教育の現場でもビジネスの現場でも同じです。
| 場面 | AIでできること |
|---|---|
| 学習・教育 | 生徒一人ひとりの苦手に合わせた問題・教材を即座に生成 |
| 企業研修・人材育成 | 受講者のスキルレベルや業務に合わせたカリキュラムを設計 |
「うちの塾でも使えるかな?」「社員研修に活かせる?」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。
5. まとめ
- 生成AIは「全員向けの教材」ではなく「この人専用」の教材を作れる
- 難しい操作は不要。苦手なパターンを言葉で伝えるだけでOK
- 学習・研修・業務改善など、個別最適化が必要な場面で威力を発揮する
生成AIは、使い方次第でこれほど身近なツールになります。
難しく考えなくて大丈夫です。まず一つ、日常の場面で試してみてください。
次回は、企業の研修設計に生成AIを使った事例をお届けする予定です。
【著者プロフィール】
数本 優(すもと ゆう)
中小企業診断士 / YEG三重県連副会長
三重県名張市を拠点に、業務改善・人材育成・生成AI活用支援を専門とするコンサルタント。
「現場に寄り添った伴走支援」をモットーに、三重県内の中小企業を支援している。





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