中小企業は大企業と比べて資源であるヒトモノカネが少ない状態です。
そのような中でも、新製品開発をおこなっていかなければ、相対的に競合他社に劣ってしまうことになります。
新しい研究開発のための掘り起こしについて、実体験から得たメソッドをお伝えします。
新製品・サービスのアイデア創出
これまで中小企業に在籍して、長年に渡る研究開発において重要なことが分かってきました。
アイデアを創出するためには自社視点×顧客視点が不可欠です。
自社の強みを無視した顧客要望だけの新製品・サービスでも成功せず、自社の強みだけを採用した新製品・サービスでも成功しません。
そこで、自社×顧客視点を融合した新製品・サービス開発がシステム×デザイン思考による開発です。
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現状の製品・サービスの把握・分析
現在保有の技術・製品・サービスの棚卸をします。
トップ面談に加え、現場担当者などの各担当者とヒアリングをおこない、総合的な製品・サービスの位置づけを把握・分析します。 その際に、経営者や幹部が考えている方向性を確認し、現場担当者と共有します。
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新製品・サービスのアイデア出し
新製品・新サービスの開発のアイデア創出を関係部署全体で実施します。既存製品の延長線上にならない革新的なアイデアを出すための手法について提案・助言を実施します。
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収束による製品・サービスの具体化
得られたアイデアの収束をおこない、新製品・サービスの具体化を実施します。
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開発実行に向けてのフォロー
開発は一度で成功することはほぼありません。試作をおこない、トライ&エラーを繰り返すことで、より良い製品・サービスを開発できるような実施体制を構築し、開発スケジュールを明確化のための提案・助言をおこないます。