人と組織の支援を通じて笑顔を生み続けるパートナー エスモットです。
このたび、管理職研修の一環として実施している管理職候補の方との1on1面談が、累計100人を突破しました。
現場で活躍してきた皆さんが「次のステージ」に進む過程で抱える悩みや不安。
その一つひとつに向き合いながら、対話を通じて“気づき”や“解決策”が見えてくる瞬間に立ち会ってきました。
本記事では、その現場で感じたこと、そしてこれからへの想いをお伝えします。
面談を通じて見えてきた「管理職候補者のリアル」
100人を超える面談を行う中で、多くの方が以下のような悩みを抱えていました。
- プレイヤーとしての成果は出してきたが、マネジメントには自信がない
- 部下とのコミュニケーションがうまくいかない
- 自分のスタイルと組織の方針の間で揺れている
- 判断や指示に責任を持つことへの不安
このような声は決して特別なものではなく、
「管理職になること」=「新たな役割に向き合う覚悟」が必要な過程だとあらためて感じました。
対話で解決の糸口が“自分の中”から見えてくる
私が大切にしているのは、「アドバイス」よりも「問いかけ」です。
「なぜそのことが気になっているのか?」
「どんな時に、やりがいを感じるのか?」
「あなたらしいリーダーシップって、どんな形だと思いますか?」
このように対話を進めていくと、
最初はモヤモヤしていた気持ちが、少しずつ言葉になって整理されていきます。
誰かに話すことで、自分の考えが整理され、
そこに「ヒント」や「次の一歩」が浮かび上がってくる。
この過程を、私は「対話による内省支援」と呼んでいます。
管理職としての「自信」は、安心感と気づきから生まれる
多くの方が、面談後にこうおっしゃいます。
「気持ちが軽くなりました」
「話すことで、自分の中に答えがあったことに気づけました」
「やってみようと思えました」
この言葉の裏には、「自分はできるかもしれない」という安心感と納得感があります。
管理職とは、「答えを持っている人」ではなく、
「問いを持ち、チームとともに前進できる人」です。
だからこそ、その第一歩を支える1on1の場は、何よりも重要だと考えています。
100人を超えて、これからも「話せる場」を届けていく
今回、100人という節目を迎えましたが、これは通過点にすぎません。
組織の中で悩んでいる方、
これから新しい役割を担おうとしている方、
「このままでいいのか?」と感じている方…
そうした皆さまが、気軽に安心して話せる場をこれからも増やしていきたいと思っています。
人は話すことで、自分を見つけていく
1on1面談を通じて感じたのは、「話すこと」は行動のスタート地点だということです。
- 悩みを言葉にすることで、状況が整理される
- 対話の中で、自分の強みに気づく
- 話せる相手がいることで、勇気が出る
そんな時間を、これからも多くの方とつくっていきたい。
それが、エスモットの願いです。
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